長谷川由紀路 @ailinko@vocalodon.net

昨年、謎の経験をして、自分でも“理解不能”なのですが、私が凄く恋していて、いろいろ呟いていた女の子がいて（ネットでは有名人）、あるときその方にフォローされたんだけれど、その瞬間、自分でも驚愕するほどに恋が砕ける音がしたという。つまり、今後、私が恋をして、告白をして、仮に相手が了承してくれても、その瞬間、私はその人から関心が霧散してしまう可能性がある。

こういう話は、ツイッターなど、純粋なミクファンが見るところでは出来ない。

私がＶ３以降のミクさんを触らないのは、ボカロＰになる以前の、声に対する「神聖化」を維持するという意味もある。

ミク廃が高じてボカロＰになるは私はあまりお勧めしなくて（ま、Ｖ２の話ですが）、調声してると、ミクさんの声のダメな部分（粗に）に常に意識が行くので、正直、調声しながら「ミクさん御免ね‥」って泣いたこともありました。ボカロＰの２年目あたりは特につらかった。なので『もしもこんな漫才があったら』の動画を出したときに、調声を絶賛されたときは、心の底から救われた。

ま、具体的な粗については言及してませんが。

ミクさんの（ま、Ｖ２ですが）声の粗については「公に話すべきではない」と思っているのですが、ここは基本、ボカロＰしかいないので、解禁しました。

つまりですよ、プロがマスタリングしてる商業作品を見て、しかし、私が例えばサ行の子音の音量が気になるということは、「そもそも気にする必要がないところに過敏になっている」ということであり、この判断がとても難しい。

しかし、調声を徹底的にやりこんでるときに、映画館とかに行くと、声優さんの声でも、子音と母音に分解して聞く癖が発動して、「ああ、ここ、もっとディエッサー入れたい」なんていう、私にしか聞こえない、病的な雑音が聞こえたりする。

そんな些細な荒にこだわるよりもっとこだわるべきところがあるだろうと、わかっても、自分でやると、気になる。他人のは全く気にならない。

Ｖ２のミクさんの合成音の粗もだけれど、リスナーには聞こえないと思われる（精神的に）。いろんな策を施して粗を潰す私ですが、他人の聞いて、粗に気付いても、気にならないんですよね。

もちろん、パンク云々ではなく、今のリアルなキッズ達にとっての新しい時代の音楽という意味で。

初音ミク発売から１２年。ブリティッシュインベイジョンが１９６４年で、それに１２年を足すと１９７６年、英米で、パンクムーブメントが起き始めた頃ですね。初音ミクの産業ライブが隆盛してるのと、ロック史と綺麗に重なるから、そろそろ、ボカロ界隈に、パンクムーブメントが起きるはずなんだけれど。

ま、無理だよね。バンドみたくホイホイと自然発生はしないから。

初音ミクにかわるヒーローが出てくれば、新しいバージョンのVOCALOIDも売れると思われる。

ボカロ界隈に必要なのは、ロック史におけるセックスピストルズやアイアンメイデンに相当する音源の登場であると思う。未だ、ビートルズである初音ミクの１強状態なのが...

初音ミクは、リスナーとしてはＶ２で完成してるし、ＰとしてはＶ３で完成してる可能性。私はＶ２しかミクさんは使ったことないけど、結月ゆかりでＶ３さわって、あ、これは調声らくだわ‥　ってなった。

わたしはパッケージでないと買わない。

Ｖ５よくわからんけど、パッケージで販売してないのがまずいのでは？

明日は野獣先輩の日なんですね。

悲報、どこかに置き忘れたのではなく、使用期限が同じ空箱を二つ確認、デジアイが完全に費えた。