SNSでは、感情の針を振り切るのが「善」とされているようなところがありますが。どうでもいいことを、物凄く大げさに喜んだり、悲しんだり。
一方、逆に、全く無感動に、ポツポツとやっている人もいます。どちらも、体に負荷がかかるし、周囲から孤立してしまう。
なにか、自分が生きやすい最適な「感情表現のバランス」を見つけ出す必要がある。
これは、病気だとか健康というよりも、かなり試行錯誤して、自分で「これだ」というものを探さないとダメだと思います。
それはスポーツやったり恋愛やったりするなかで、身につけるもので、思春期はその「精神の試行錯誤の時期」です。ここで失敗してしまうと、社会に出たときに、非常に困難を覚える。未熟者というヤツですね。
そんな私も、20代のときは、職場でマウスを机に叩きつけたりしてましたけど。あの、わけのわからない、社会や世の中に対するとめどもない怒りは、なんだったのでしょうか。
今も、なごりはありますけどね。