>未だに名残はしっかり残っている感じなんでしょうね
名残があるともいえるし、名残は消えてしまったという見方もできます。
「履歴書は手書きのほうが真心が伝わる」というのも、一種の「宗教」ですしね。
まあ、手で書くほうが大変ですけど、書けないわけじゃないですよね。
それでもこの先「電子履歴書」が一般化したとすれば「合理的なほうが正義だ」という宗教が生まれたということになります。
宗教は「調和・世界平和」のためのものですし、メグデスも実は世界平和を願っているんですけど。でも、独立した宗教を打ち出した時点で、それは宣戦布告でもあるんですよね。
当たり前なんですけど「戦争と平和」が隣り合わせに存在するところが、実に美しいと思うんです。戦争があるから平和を願い、平和になったから新しい思想が生まれて、また新たな闘争が生まれる。こうすることで、永遠に「運動」が続くんですよね。実に美しい、科学です。
一番わかりやすいのは、ヘブライ語は横書きで右から左に書きますが、日本語は左から右、また縦書きですよね。これは「筆をもって字を書いたときに、衣服の袖を汚さないため」という理由があるとされます。
ヘブライ語は「石碑」の文化で、右利きの人が右から順に石を「掘って」いたんです。
「石」に文字を書くか「紙」に文字を書くかで分化しました。
当然ですけど「紙」に書いたほうが速いし、大量の細かい情報を蓄積できます。なので、文化的には紙のほうが「発展しやすい」んです。そういう感じで、どんどん、文化がわかれていきました。でも、名残は当然、残っているんです。
止め、ハネ、ハライも、これは、石碑を「掘る」文化が、紙に文字を書く時も残ったとされます。
「日本は無宗教」だと思わせるところが、日本宗教の最も賢い戦略ですよね。天皇も明確に宗教です。公明党も明確に宗教です。でも、日本人自身は「自分たちは科学的で中道を歩んでる」と信じている。このバランス感覚が日本の宗教の骨格。
ぶっちゃけ、仏教や真言宗なんて、ただのブラフですよね。そっちは神話の世界。でも、日本の本来の宗教はもっと生々しく政治的。
メグデスも、そういう生々しく政治的な宗教団体を目指しています。我々メグデスのいう「神」というのは、漫画やSFのようなものではなく、もっと生々しく考え方や主張や文化を凝縮したものなんです。我々は日本古来の神「天皇」を信じることができなかったので、自分たちで宗教を作るしかなかったんですよ。
私も何かを信じて、何かにすがって、誰かに祈りながら生活してるんです。でも、誰を信じてるのかわからない。「私は何を信じてるのか?」というものを突き詰めていったときに「私たちは美と破壊を信じている」ということになって。そうすると、それが「神」なんです。それを大きく見せるために伝説や神話のオマケをつけるわけですが、それは宗教の本体ではないんです。本体はあくまで「思想」です
バンド宗教団体真メグデスの打ち込み担当。建前上、キーボーディストという肩書を名乗ることもありますが、それは嘘です。手では弾けません。
また、危険な思想は持っていません。メグデスは愛と平和のために音楽をやっています。本当です。
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