可愛くてごめんの「これまでの馬鹿にされる経験で性格は歪んじゃって、何とか努力の末にあの頃カースト上位だったやつと同じくらい、馬鹿にした奴らよりもはるかに可愛くなれたけど、性格の悪さは治んねーから孤独なまんま」って内面。「自分の好きなことに打ち込んで、自分の好きを大切にしてるから孤独なんて些細なこと」と気にしてないふりをしているけど、本当に気にしてなかったらわざわざ考えないし、裏を返せばめちゃくちゃに気にして今の姿──見た目だけなら可愛く飾れてる姿──以外を肯定してくれる相手を欲してそうなところ。
それがSNS上だと全て捨象されて「えへへ⭐︎かわいくてゴメンね♡」ってシンプルな使い方ばかりされるの本当に残酷な無視だと思う。
まあ、半ば「それはお前の深読みのしすぎ」って話なのだけど、勝手に深読みして勝手につらくなっちゃうな……
「可愛くてごめん」の歌詞の女の子、多分だけどすっぴんの顔は絶対そこまで可愛くない、というか不細工の部類だと思うんですよね(炎上確実の断定口調、話題選び)
あの歌詞のあからさまな上から目線と、自分に寄せられた反感への容赦のない侮蔑って、どちらかというと「後から強者の座についたヒトは、もともとの自分同様の弱者に対してより残酷になりがち」の構図に思える。彼女の外見上の可愛さはまさに後天的に努力で獲得したもので、おそらく小学校や中学校では「ぶーすぶーす」と馬鹿にされていたタイプ。
だから、その中で外見だけ可愛くなっても、性格は醜く歪んだままに見えて、そりゃあ友達もできないし、可愛さの割にはヤリモクのクソ男しか寄ってこない。そして、あの人自身、そういう構図にも、自分が「ぼっちでも幸せ」と言ってるのが単なる強がりなことにすら気付いてないのが少し可哀想……
ってそんな風景が思い浮かびました。
まあ、1番可哀想なのって、あんな哀れなまでに性格フルボッコな歌詞が、SNSで「かわいくてごめーんw」って浅薄に消費されてるところなんだけどね。
とはいえ流石にアドビは高すぎる
ぎりぎりVegasをだましだまし使えばそれっぽいMVは作れる
バラード系の動きのゆったりとした動画ならVegasでもかなり良さげなのが作れる。
ハイテンポなロックはちょっとむずい。
夜ごとに思い浮かぶような歌を書いています。
vocaloid song writer, DJ, movie creater