一方で、書籍で明らかになりつつある事が1つ。
「SNS受けした漫画や数ページエッセイを、物理書籍にしてもあんまり売れない」
つまり、
『SNSでバズったり人気出たりした理由は、SNS独自の消費傾向に依るものであって、物理書籍ならではの消費傾向には直結しない』
のでは?ということです。
まぁ出版社さんにしてみれば、
どんどん落ち込む一方の書籍売上、自転車操業に等しいやりくりのなか、『SNSでばかうけ』というアドバンテージを捨ててまで「書籍化しない」訳にはいかない。
私が申し上げたいのは、この一点。
オンラインで(見かけ上)無料で消費できる形態の『人気』は、重視はしても、振り回されませぬよう、お気をつけてください。