【国語】エッセイ AIとクリエイター
AIが台頭してもクリエイターは評価され続けると私は信じてる。
象徴的なのが「写真のような絵を描くクリエイター」という存在。ちょくちょくツイッターとか評判になる。私も絵描きだがその執念に驚く。
しかし「写真」を見ても誰も「すごい!魂を吸い取られるのでは!?」と、その技術に驚かない。だのに写真のような絵を描く人は評価する。
人間は、自分が出来ないと悟ったことを出来る人間を評価する。それが芸術の本質であり、実は、作品そのものは、人間を評価するためのきっかけでしかない。
それはピカソ風の絵が評価されるわけではないことにもつながる。ピカソの絵はピカソだからすごいのだ。
話を写真に戻そう。写真が登場したとき、人々は、今のAIのように皆が驚いただろう。同じ事だ。我々の子孫はAIが何をやろうが驚きもしないし評価もしない。逆に、人間がAIのようなことをすると評価するに違いない。