123便の話題。最近、マイナーだった自衛隊のミサイル誤射説がネットでメジャーになりつつある。これは「誰でも知ってるレベルの著名人」がその説を本にしたからである。

ミサイル説の根拠は以下である。

❶　墜落現場特定の時間がかかりすぎている。何かを隠ぺいしていたのではないか？　ミサイルの証拠を隠ぺいしたに違いない。

❷　遺体が炭化しすぎている。あらゆる証拠を焼き尽くすために。火炎放射器が使用された。

という２点なんだが、私はこの説は「ファンタジーすぎる」と思ってて、その理由は以下である。

❶　もしミサイルが事実ならば、防衛庁長官と海上幕僚長の辞任、および現場の責任者の業務上過失致死で起訴で事件は終わる。

❷　もしミサイルが事実であり、その隠ぺい説を最大級に採用するならば、かなりの上層部まで殺人罪の適用すらありうる事案である。

どう考えても隠ぺいする方が権力者にとってリスクが大きいのだ。