ボカロPの世界で言う「数字」って、「お金」じゃなくて「再生数、イイネ数」だということが、事態を複雑にしていると思います。
お金の「数字」を稼ぐために頑張るのは「労働」なので、やればやるほど実りがありますよね。まあ、綺麗な仕事、汚い仕事のやり口とかありますけど、いったんは「職業に貴賎なし」ということにしましょう。
「お金」はみんなが欲しいものなので。より大きなお金を得るために協力し合うので、「仲間、コネクション」なども増えていきます。組織を円滑に動かすために、序列も構築されるでしょう。
いずれにせよ、人間は社会的な動物であり、お金のために頑張り続けると、性格も考え方も社会的になっていくんですよ。
その一方、ボカロPやインスタグラマーのように「イイネ数、再生数」を追い求めて生きるとどうなるか。
私が観察している限りは、真逆のことが起きているように思います。
頑張れば頑張るほど浪費が激しくなり、孤立していく。ボカロ丼でもそういう例を見ている。
凄くざっくりした総括ですけど、私の観察においては「再生数やイイネ数を求める人間は破滅する」だと思います。求めるのはお金の数字であるべき。