「自分にとっての幸せ」って、物凄く難しい概念で、これこそが時代なんですよ。
経済よりも、はるかに難しい。
でも、ある瞬間、なぜかみんな「それだ!それがオレの幸せだ!」って言うんです。
アニメを観ることが大人の幸せになるだなんて、誰も想像できませんでしたよ。
でも、この価値観も必ず崩壊します。別に、アニメが悪いわけじゃなくて、価値観は必ず崩壊するんですよね。
でもまあ、これはトモキさんの読んでるような難しい本じゃなくて。
まさにこの、ボカロ丼の肌感覚で、ざっくばらんに考えていけばよい話かなと思います。
メグデスも今「キャラクターを愛する」というのは、人間の生き方として成立するのかを検討中です。
つまり、ミクが好き、ゆかりさんが好きといって、独身のまま、キャラクターを心の拠り所として生きる生き方は人間としてありなのか。
独身じゃなくても、離婚したり、死別する場合もありますからね。
これに対して「そんなのは人それぞれだ」とか、色々無難なまとめ方もできるんですけど。
10年後もホントに「幸せだな」としっくりくるかどうかってことですよね。
この問題と向き合うのは、凄く難しい。