この年齢(どの年齢)からは、作曲の技術より、センスの古さが気になります。
自覚して、わざと「〇〇年代」を狙って、そのサウンドを出してるならいいんですけど。
色々機材をアップデートして作ったのに、「おっさんが子供の頃聴いてた音楽が、そのまま出ちゃった」みたいになると。なんのためのアップデートなのか見えてこない。
それもあってアップデートを控えてる。「これが最新のクラブサウンドです!」とか言われても、私、そういう年齢じゃないですしね。
若い子が背伸びするのは可愛いと思うんですけど、オッサンが無理するのはダメじゃないかと思うんですよ。美学の話ですけど。
私、先日、コールドプレイみたいな曲を書いて、コールドプレイが好きな妻に聴かせたら「ときメモみたい」と言われてですね。
でも、コールドプレイも古いし、私も古いですし。
だから、音源よりも、この音の並べ方が大丈夫なのかというのが、すごく気になる。
たぶん、我々の世代のDTMerは「音源、ミックス」にこだわってばかりで、「音の並べ方」については、かなり音痴だと思う。感覚でやってるだけなので。