彼らは各ボカロの記念日で季節の流れを知る。
一月は海外勢、IA、ルカ誕と華やかな新年の祝いで始まる。
二月には、青誕で寒さに耐える日々をねぎらう。
春から初夏にかけ、夏のGUMI、ミク誕ラッシュに備え、着々と新曲を用意する。
収穫祭ともいうべき秋は、とりわけ東北地方がにぎわいを見せる。
その後は冬のAHS祭や鏡音誕生祭が一年の締めくくりとなるのである。
年末年始にはすでに次のルカ誕仕込みが始まっており、ボカロ界隈の人々は自然と協調して生きるすべを心得ているのである。