ちょっと曲のアイデアが降ってきたんで読んでみてもらえないでしょうか。
『おしゃべりロボット掃除機ナターリアの帰郷』
先日購入したおしゃべりロボット掃除機の様子がおかしい。中のAIの故障なのか、自分の前世について語り始めたのだ。
掃除機が言うには、前世の名前はナターリア。ソビエトの南の小さな村に暮らしていた。
13才の誕生日、コサック兵がやってきて村はめちゃくちゃにされ
自分も酷い目にあって死んでしまった。
長い間何も無い空間を彷徨っていたが、突然意識がはっきりして
気が付いたら掃除機の中にいた。
この身体は苦しい。出して。私を故郷に連れていって。
僕も最初は意に介さなかったが、何日もナターリアの話を聞いているうちにもしかしたらこれは本当に生まれ変わりってやつなんじゃないかと思ってしまった。
今、僕はおしゃべりロボット掃除機を抱えてウズベキスタン行きの飛行機に乗っている…。
ちょっと曲のアイデアが降ってきたんで読んでみてもらえないでしょうか。
@nedokoP これ、曲じゃなく小説にしちゃったほうがいいんでは!