何故エヴァは完結できたのかとの推察。全くの推測でしかないけど、エヴァの新劇場版が始まったのって、Zガンダムと同じで「エヴァじゃないと後十年食えない」からだと思うんだけれど、新しいことに意欲的に見える庵野さんには苦渋の決断だったたように思える。けど、エヴァをはじめると映画もソフト販売も儲けるし、企業とのコラボ案件も来る、エヴァをやればやるほど「エヴァでないと商売が出来ない」というのが見えて来たんじゃないか? だから作家としてエヴァを終わらせようと「Q」を作った後に、経営者と作家の狭間で苦悩し続けて、こうやって公開が遅れたのではないか? で、エヴァを完結させることに舵を切れたのは、いわずもがなだけど「シンゴジラ」の成功であり、もう「エヴァ」に頼らなくても社員を養う術を獲得できたからではないか。