【数学】巨大数 ラヨの主張
ラヨ数のラヨは2020年に以下の主張を追加したそうな(私には読解できません)。
~哲学者はときどき集合論の現実主義的解釈を仮定する。この解釈では、集合論の表現はその言語のそれぞれの文に対して真理値を決定する「標準的な」意味を持ち、それは原理的にその真理値を知り得るかどうかには関わらない。(たとえば、Vann McGee によるこの論文を参照。)巨大数決闘では、アダムと私は(2階)集合論の言語はこの標準的解釈によるものであるということを当然の前提としていたため、最終エントリーであるラヨ数が1つの数に対応することが保証されている。もしそうではなく、その言語が公理系によって解釈されていれば、ラヨ数は無効である。なぜならば、ある言語のすべての(無矛盾な)公理系は、同型ではないモデルを持ち、ラヨ数が異なるモデルに対して同じ数に対応するという保証がないためである。~
これにより「ラヨ数」は哲学的な意味は持っても、数学的には一意に定まらない事が確定したのだとか。