【数学】巨大数 とある中学1年生の巨大数 その2
❻ 事態が進展したのが、今年の2月に入ってからである。これ以上の討論は無駄だと感じ始めていたP進大好きbotに変わり、日本の巨大数界の重鎮であるRpakrが対応をはじめる。数学的な不備の目立つ他のブログ投稿も多くなっていたためだと思われる。
➐ この議論にRpakrが参加したことを皮切りに、多くの巨大数研究者が対応をはじめた。中でも、同年代である(数学力だけを見ると大学生以上に思える)Okkuuの「かみ砕いた解説」により、ウートリエル数は最低限の数学的な要件を満たすまでになった。
❽ そして、ウートリエル数の記事を再び作るかどうかの議論が始まった。というのも、記事にするのが投稿者の願いだからである。
❾ ウートリエル数は巨大数論的のはあまり価値のない「サラダ数」であり、その大きさも多変数アッカーマン関数で近似できるレベルである(多変数アッカ―マン関数を使っている)。そのような巨大数をわざわざ記事にする必要があるのかという立場と、この数カ月の一連の流れは特筆すべきストーリー性があるとの立場で、意見が交わされている。