松山市周辺は平成６年以来の大渇水で昨日、８月以降、ようやく雨が降った（果樹栽培は２桁mm降らないと降ったと言わない）。で、１１月初旬の時点で、軒並み糖度が高い。

例えば、宮内伊代柑はこの時期、非常に高いと１１度で悪いと９度、１０．５度あれば成功と言える糖度だが、適当に探しただけで１１度以上１３度というのもゴロゴロある。

愛媛県産というよりも松山市周辺の園地で収穫された柑橘類は、数十年に一度歩かないかという非常に美味しいものになると予想される。ただし、渇水で大きさが１サイズ小さく、酸度も高いため、平年よりも食べごろは遅いかもしれない（酸が抜けるのに時間がかかる）。