ゆうべから逆因果律について蕩々と考えてる
相対論的には「光速の逆円錐」というモデルがあって、この円錐の内側が我々の観測可能な事象。量子論的な逆因果律というものがあるとしたら、この円錐の外部に存在するかと考えられる。
つまり、逆因果律という流れ自体は、我々の宇宙からは観測できない。できないが、その過程をすっとばしていきなり結果が我々の宇宙に露出するということはあり得るのではないか。Mブレーンから伸長した超ひもの突端が特異点として我々の宇宙に接触したがごとく。
それでどういうことが起きるかというと、EPRパラドックスの示す「宇宙の端と端にある量子の状態が一瞬で確定する」や、量子コンピュータがやってのける
「数億年かかるはずの離散フーリエ変換が数十分で完了する」というバカげた事象が現実に起こってしまうのかもしれない。