れべる7
intonality否定のin+音律)という言葉からすると、勿論その例はそれはそれで一つの解ではあると思うが、モード演奏などのアドリブを行う際にハーモニー的により複雑な響きを追求する、というジャズ的な和声へのアプローチ(動画もその視点でレベルが上がっていっている)を基点とし、おそらくそういった複数の音律を混在させる(純正律以外でも。動画にもクオータートーンなどの例示もされてたように思う)ことでそれを実現しようという考え方なのではないかと思う。質問したアーチー・シェップの作品は1970年代のもので、彼自身オーネット・コールマンなどとのフリージャズ的なアプローチを経た後の時代の物なので、どちらかというと整合性を求める、という考え方よりも、表現の幅の拡大よりに考える方が、よりしっくりくる気がする。