ハイパーオリンピック、定規派はスポーツがなんたるかを理解してないんじゃないですか?
昔読んだゲームのコラムで「ハイパーオリンピック」というのがあって。みんながコインで懸命に擦って勝負してるところへ、鉄製の定規を持っていったんですって。その人は、みんなが喜んでくれたり、自分を尊敬してくれると思ったんです。ところが、鉄製の定規で好タイムを出したときに、その遊び仲間のグループのリーダーが無言になって。もうその日からみんなでハイパーオリンピックで遊ぶことがなくなったっていう。そういう、ちょっとセンチメンタルなお話があるんですけど。
いや、わかんないですよ、定規で盛り上がった地域もあるのかもしれないですけど。ウチの地域では定規は宇宙の中に存在しないものとされていました。単一の乾電池でとてつもないタイムを出すひとが先輩にいて、そのひとがトップという位置づけでした。