まあ、今日のアーティキュレーションの話は打ち込みの数値入力の話じゃなくて。音を伸ばす、切るの判断のところですね。
コードを叩くときに。
A「タッ、ター、タッ、タッ」
B「タッ、タッ、タッ、タッ」
Aは2音目を伸ばしてるじゃないですか。
これは「私がそうしたかったから」という理由なんですけど。
ブラジル系音楽だと、Bがセオリーで。
それでまあ、たくさん楽器を重ねるときに、「なんとなく、こっちのほうがいいから」で、2個、3個と重ねて、その上に、また気分で歌を乗せちゃったりすると、やりたいグルーヴがぼやっとしてしまうということです。
はしょった話ですけど。
先生は実際にピアノを弾いているので、DTMer的な「本物っぽく聴かせる」みたいな概念はないんですけど。
音が上がる、下がる、アタマに置く、一歩前にズラす、伸ばす、切る。
この部分を、何を基準として組み立てるか。音の配置が決定した時点で、グルーヴやシンコペーションも決まっていて。
打ち込みでいうアーティキュレーションは、その後の話ですね。
凄く細かいですけど、皆さんの言ってる話の、一手前の話です。