何が向いているかは、発達障害のタイプによると思うんです。
「数字の管理だとか、緻密なプログラムを組むのは得意だけど、対人関係だとか、相手の気持ちを読むのが苦手」な発達障害なら、エンジニアは向いてると思いますよ。
エンジニアはアタマおかしい人ばかりですけど、脳のスペックのトータルの数値は高いですよ。
発達障害で、全体的にバカだったり怠け者だったり、ヤル気がない人の場合は、これは、就職すること自体が難しいと思います。
働いて生活を維持するというのは、それ自体がかなり高難易度。
だから、学校教育で15年ぐらい訓練するわけですよね。
それだけ訓練しても、社会に適合するのは苦労する。これが大前提ですよね。
出世したり、やりたいことで食べていくとか、億万長者になるだとかは、本当に、スペシャルな才能や努力が必要な領域。
いきなりスペシャルな領域は目指さずに、まずは最低ラインをクリアすることを目指して。余力があれば、プログラマーになろうとか、ミュージシャンになろうだとか考えるべきなんだと思います。本来的には。