スペリオールドラマーの音は、楽器の本数が少ない、ライブに近い音像のときに活きるんだと思います。でも。ボカロでリアルな音像を目指すと、ボーカルがペタンと浮いてしまう。でも、楽器を重ねるとスペリオールの音は埋もれる。多分、リアルさを出す為にエアーだとか色々マイクで拾って、余計な音が混ざってるからドラム本体の音が薄い。だから埋もれる。
グルーヴマスターはリアルさだとか無視して、キーボード前提で、その「上」にドラムを加えることを想定して設計されています。ドラムを後から入れる。だからバッチリ空間を埋めてくれます。
キーボーディストはこっちを使った方が良いですね。あと、ドッケンやラットみたいなLAメタルもこのドラムの音じゃないとダメです。意外に、リアルなドラムの音は使いづらい。リアルなドラムの音が活きるのは、ジャズかデスメタルぐらいだと思います。ポップスでは邪魔ですね。