契約書に封印の鍵、しかも白紙の契約書に至っては数が1500もある。
「これは、異世界転生あるあるのチート能力じゃね?よし、まずは……」
期待に胸を膨らませながら封印の鍵を選択した。
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今は使用できません。
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おーーーーい!使えないってなんだ。これでバーンと封印を解いて何だかすごい力を手にいれるってのが、定番じゃないのかよ。
「仕方ない。それじゃあ、白紙の契約書を。」
……………
今は使用できません。
……………
こらーーー!なんだこのタブレットは、今のところ何の役にもたってない。先ほどのアクティベートは何だったのだろうか。
「最後に残ったのは、俺の名前の契約書か。誰とも契約した覚えはないんだけどな。」
……………
ドイルの契約書 の起動を確認しました。
スキル"トランスモーフ"を発動します。
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いきなり発動するのか、トランスモーフ。これは先ほどアクティベートされたと書いてあったスキルだ。
「いったい何が起こるんだ?」