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行ってみる以外に選択肢はない。マップを頭の中で再生しながら走り出す。

緑色の丸はどうやらその場を動いていない。俺に気がついていないのか、それとも動かない理由があるのか。生きてるのかどうかすら分からねえが、行ってみるしかない。

あと100m……

70m……

50m……

20m……

「まだ動かないのか、よし、ここは木の陰から様子を見るか。」

木の陰に隠れつつ、ゆっくりと目標に近づく。10m手前くらいに来た時、俺は生い茂る木の隙間から"それ"の姿を目にしたのだった。

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