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「クリスエスさんって言ったかな?うまい話には裏があるってのが昔からの教えだろ?ちがうの?」

かなり若い声のようだ。たしか、きいちの方は学園に通う程度の年齢だと言っていたな。

「ふん、私自身が討伐隊を率いても構わんのだが、他にやるべきことがあるのでな。魔物ハンターであるお前たちの力を有効に使おうと言うわけだ。」

「ふーん。」

クリスエスの発言が本気だとは到底思えないらしく、きいちは適当な答えを返した。

「何でもいいよ、報酬分の仕事はするさ。」

めたもあまり気にしていないようだ。

「お前の腕だけは信用している。こちらが得ている情報は後で部下に持って行かせる。受け取ってくれ。」

「久々の大物ですからね。楽しみにしておきますよ。」

めたから、討伐を引き受ける旨を受け取ると、クリスエスはメッセージを解除した。

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