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アナザーストーリー:招かれざる客19 

ラムドP。師範とも呼ばれる。
若くして様々な芸事に通じているとも言われる。普段はセレスティアとアビサルを繫げる使者の役割を果たしているが、暇になると冒険者の真似事をしているとは聞いていた。
しかし、このタイミングでセレスティアに来ていることは切身魚は知らなかった。

「ちょうどセレスティアに来る用事があって、ついさっき協会に顔を出したら、入り口でこの猫が騒いでたんで。」

ラムドPは笑いながらも夕立Pへの警戒を解いてはいない。

「俺の炎の渦を斧一本で弾くとは、強いな、貴様。」

夕立PとラムドPは正面から向かい合う。

「ほんに好き勝手にやってくれたのぉ。でもな、鳥さん、切身魚さんが、わざわざ助けを求めるような事態に、わしが一人で来たゆぅて思うとるんじゃと?」

ラムドPは笑いながら言い放つ。

「何っ?」

ラムドPの言葉と同時に巨大な氷の塊が夕立Pに襲いかかった。

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