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アナザーストーリー:異世界七夕日和13 

最後の文は必要なかったのではないだろうかというツッコミを入れることは許されていない。藤杜は続ける。

「プロムナードからも誰かを派遣されてはいかがですか?幸い、今日は祭りもありますし、多くの者が街に出ておりましょう。」

学園に剣闘師団と魔法師団が派遣されるなど異例の事態だ。何かあるに違いない。藤杜はそう判断した。

「ゆかいあの導きがあるなら、誰が行くかはすでに決まっているでしょう。」

キマシタワーPと藤杜によって、プロムナードから学園へ誰かが派遣されることが決定した。

同じ頃。セレスティアの首都クロスフェードの近郊にある森の中。

「や〜ん、やっとちゃんも変身できるようになった〜。」

幼い少女が1人、湖のほとりでしゃべっていた。突然、その姿が変わる。現れたのは兎の姿をした男。

「まだ暴れ足りませんか……?」

どこかで聞いたセリフが再生される。再び、その姿は溶けるように変化し、次に現れたのは剣闘師団の団長、kentaxの姿だった。

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