俺が二重の爆発を誘発し、毒の沼を完全に押さえ込み、はなぽさんとタダトモさんがごーぶすさんを捕獲することに成功した。
「はなぽさん、タダトモさん。」
俺は"クラフト"を使い。隆起した地面を整える。さらに、ミコエルの魔法でできるだけ更地にする。猛毒に触った大地は、色が変色してしまっているため、くり抜いてクラフトで押しかため、いったん箱状のものにして並べておいた。毒が抜けるか消えるまではこのままにしておくしかないだろう。
ミコエルの契約書を解除し、地面に着くと、2人のところへ駆けて行く。
「ドイル殿、さすがですな。」
はなぽさんからの謝辞に答える。タダトモさんは、ごーぶすさんを抱えたまま、小屋へと向かった。気絶しているのを介抱するようだ。
「いやいや、うまくいったのもはなぽさんのおかげですよ。"クラフト"、さすがです。」
今回、毒を抑えることができたのははなぽさんがスキルを使わせてくれたおかげだ。