「俺の力は間違いなくはなぽさんと同じものですよ。俺にできることは、はなぽさんにもできるはずです。」
契約書のステータスは、はなぽさんのステータスを見た時と同じだったはずだしな。
「"クラフト"にあれほどの力があるとは思いませんでした。いや、むしろ、私が限界を決めていたのかもしれませんな。」
はなぽさんがその言葉を発した瞬間、ドイルのタブレットが光出した。
「あれ?どうしたんだ?」
画面が表示される。
…………
"わんわんPの契約書"が更新されました。
経験値を解放します。
……………
契約書が更新?どういうことだ?
俺ははなぽさんの契約書を発動する。
ドイル
種族:人間
固有スキル:トランスモーフ、クラフト
レベル:36
経験値:417293
体力:1050
魔力:820
攻撃:660
防御:900
敏捷:353
状態:素材鑑定LV5、仕上げLV5、発掘LV6、錬金LV5、増設LV1
ステータスが上がっている。しかも、増設という新しい力が追加されている。
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