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魔法師団は、猿の魔物の動きを止める魔法を放ち、剣闘師団の支援を行っていた。威力の高い魔法はこのような場所では、周りの自然を傷つけてしまう。そのため、単独で戦う時以外は殲滅の魔法を使うことは控えるように指示が出ていた。

「魔法師団は木の上の奴らに魔法をかけろ、剣闘師団、残り8体、一体も逃すな。」

団長の声に反応して、団員たちの士気が高まる。しかし、団長であるkentaxはその声を上げた後、自分の剣を鞘に納めた。これは、kentaxのいつもの行動だった。

"あとはお前たちに任せる"

それを示すための行動だ。団長は剣闘師団の中でも最強の力を誇る。それゆえに、ひとたび戦場に出れば、敵のほとんどを屠ってしまう。そうなると、剣闘師団の下の者たちに活躍の機会はない。kentaxは実践に勝る訓練はないと知っている。自らもそうして強くなったのだから。

だからこそ、団長は剣を納め、前線を下がる。団長が猿の魔物に背を向け、歩き出す。3方向で戦っていた剣闘師団たちは猿の魔物を殲滅するべく動き出した。

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