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それは限定的だがミライを見通す力。

最長で1年、最短で10分。モノにしか使えないがきっと役にたつと言ってくれた。

明日は運命の実技試験。
待ってろよ、試験官!

俺はタダトモさんと分かれ、家へと戻る。

契約書は、これで5つ。
大天使ミコエル、運営神TOMOKI++、草原の守り手ごーぶす(ライチョー隊長P)、建造師はなぽ(わんわんP)、検査士タダトモ(ダンテP)

俺はそれぞれのスキルや魔法を一通り頭の中で反復し終えると、すぐにベッドに横になった。眠気が襲ってくる。
「睡眠チャレンジには……成功……しそう……だな。」

ふと、ボカロ丼でよく深夜に流れていた睡眠チャレンジのトゥートを思い出す。

その後の記憶はもはやなく、次に俺が目を覚ましたのは、寝る前にセットした"魔法の時計"が起動した時だった。

魔法の時計は便利な魔道具で、セレスティアで作られている人気商品だ。セットした時間になると魔法が勝手に発動し、身体を目覚めさせてくれる仕様だ。魔力は使うらしいが、大天使ミコエルの力を持つ俺には関係ない。

そう、俺は試験当日を迎えていた。
 

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