TDR Kotelnikov GE の RMS と Peak に対する動きをためにし言語化してみる。
まず一般論として、Peakの方がRMSよりも上に飛び出やすい。このため、同じスレッショルド値に対してRMSとPeakでコンプをかけようとすると、Peakの方にばかり引っかかってコンプレッションが発生する。
そこで Kotelnikov ではスレッショルドに対して「Peakをどのくらい逃がすか」というパラメータを用意した。これがPEAK CREST。例えば PEAK CRESTが3dBでスレッショルドが-15dBの場合、RMSに対しては-15dBのスレッショルド、Peakに対しては-12dBのスレッショルドが適用される。これでRMSに引っかかることが増えてくる。PEAK CRESTは0にすることもマイナスにすることもできる。「PEAKしか使わねーよ」という設定も可能。
Release の値は RMS と Peak で個別に設定が可能。RMSに引っかかったときは200msだけどPeakに引っかかった時は50msとかができる。
で、この機能をどう活用するかというと、まだよくわからない。
あ、「RMSしか使わねーよ」モードもある。