私もトークロイド貼る。※本編は制作中です。
スレイヤーズ 覇王戦の上手さ
スレイヤーズの第1部は、1巻でいきなり魔王(七分の1)を倒してしまうわけだけれど、その魔王の腹心(その中で最強の)冥王が第1部のラスボスになった。これはまぁ‥ 本気で来てた分、リナたちは完全敗北寸前まで追い込まれた。さて、第2部では、中ボスとして、腹心の中でもパッとしない覇王が登場する。明らかに冥王には劣る相手だったのだが‥ 「あ、これは勝てないわ‥」という強敵感を、あの冥王の後で出せたのがスゴイ。その要因として、まず覇王は本気でないこと。面白半分でやってるので、安全圏から戦いをしかけてくる。なので、リナたちはじわじわと消耗戦でやられてしまいそうな感覚… それを追い払った作者の手腕がいかにもスレイヤーズ敵というか、リナたちは覇王に怪我させることくらいは出来た。しかし「舐めプしてたら人間ごときに怪我させられた」という屈辱が、精神的存在である魔族にとっては死活問題であるという。あの世界観。好き。
スレイヤーズの魔法の良さ
スレイヤーズの黒魔法は「敵」である「魔族」の力を借りて使う。だから強敵を倒すと使える魔法が減っていくという仕様を持つ。また「魔王」を倒すのに「魔王」の力は無効になる。つまり、魔王戦は「最強の魔法」が無力になる。
1、シリーズが進むほど必殺技が封印されてゆく。
2、魔王が滅びて腹心が残ったときはかなり詰む。腹心を倒せる魔法が無い。
という、ことが起こりえる。ただ、リナ=インバースは「金色の魔王」の力を使える。ただし、これは世界の崩壊を招きかねない。また「金色の魔王」の魔法は、魔力増幅アイテムを使うことで可能だったので、その魔力増幅アイテムが失われた第16巻では、エルフの知恵を借りて、戦いながら戦場に魔法陣を描いていくという戦術が描かれた。つまり、これまでのシリーズよりも、「金色の魔王」の魔法を使う条件が厳しくなった。
初音ミクをフィーチャーした巨大関数『みくみく順序数(Ordinal number-like functions featuring Hatsune Miku)』の研究者とされています。ボカロリスナーでしたが引退しました。