アナザーストーリー side プロムナード
セレスティアと海を挟んで反対側に位置するその国は、ミコエル教とは異なる思想が支配する地『プロムナード』。
その思想は、かつてレミルメリカで起こった大きな戦争を治めたとされる2体の精霊と、月と星を司る2体の女神を祀る思想。
この国では、各々が4体の神から祈りを捧げる対象を選択することが許されている。
互いにそれぞれの信仰を尊重する姿勢は、ミコエル教とは大きく異なっていた。その信仰の寛容さゆえに、プロムナードはセレスティアに次ぐ勢力の国として栄えている。
国の中心にそびえ立つ"塔"を起点に、交通網が敷かれ、国中が繋がっている。あらゆるところに工場が建ち並び、所狭しと高層ビルが立ち並ぶ。
プロムナードは、かつての戦争を勝ち残るため、国を挙げた機械化に取り組んだ。その結果、国土の大きさでセレスティアに劣るものの、レミルメリカ最大の工業国となったのである。
だが、あらゆるものの機械化や工業の急速な発展は、プロムナードに住む人々の体に影響を及ぼした。