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アナザーストーリー:異世界七夕日和6 

"天空の頂き"という場所は、レミルメリカの古き伝説に記載された場所である。その存在を知る者は今ではおらず、書物にのみ残されている。

トカゲアザラゴンは、その場所で強き者が来ることを願い、じっと待ち続けている。

今、トカゲアザラゴンは眠っていた。その習性ゆえ、夜行性であり、主に夜に活動し、昼はほとんど眠りについている。

トカゲアザラゴンは身体に魔力を纏わせながらその巨体を丸めていたが、時折、身体を震わせる。どうやら夢を見ているようだ。それは強き者の夢だろうか。

トカゲアザラゴンは待っている。

強き者は、正しい者だけとは限らない。
時として、影に身を置く者たちの強さが際立つこともある。そして、このレミルメリカにも影の者たちが存在している。

「立花いな実とrainydayがうまくやったようだな。」

聞くところによると簡単に試練の島を制圧したらしい。白継という梟のスキルを持つ者を一時的に使っていると言っていた。

「上手くいって良かったじゃない。」

闇姫Pは再び顧問Pの元を訪れていた。

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