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アナザーストーリー:異世界七夕日和10 

「そんなことで私たちが世界に介入していたらえらいことになりますし、ミコエルさん、人間の恋愛事情好きすぎるでしょう。」

TOMOKI++さんは、最近、レミルメリカの運営に忙しいようだ。

「いいじゃないですか〜、恋は人を変えるといいますし、もしかするとユーリさんも恋で変わるかもしれませんよ〜。」

こと、恋愛のことになると、ミコエルは熱の入れようがちがってくる。

「それでもダメです。」

TOMOKI++さんは許可しない。

「ケチですよ〜。」

ミコエルは羽をパタパタさせている。

「ダメですよ、ミコエル様。TOMOKI++さんを困らせては。」

止めに入ったのはまきの……いや、まきエルだった。

「そうですよ、ミコエル様。そういうことは、神ではなく、人同士が育むものです。」

まきエルに同意を示したのはモケケだ。
ボディガードとして、ミコエルと行動を共にしているようだ。

「え〜っ、まきエルとモケケちゃんまでそんなこと言う。」

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