隊長と毒の沼を隔離するためには、隊長の周囲を囲う必要がある。それなら……
ドイルは、少し大きめの石を拾い"クラフト"を使用する。すると、そこには鉱物で出来た板が錬成された。
「これがあれば、次は、こいつだ。」
…………
"TOMOKI++の契約書"を使用します。
…………
TOMOKI++さんの契約書を使い、パワーをあげる。契約書を解除しても大丈夫なのかと思うだろうがクラフトで作成したものが壊れるまでなくならないことは、ミコエル神殿のイスで確認済みだ。そう、これを使って、こうする。
ドイルは先ほどの板をごーぶすのところに向けて真っ直ぐ投げる。神の力の投擲だ。届かないわけがない。
ズゥン
音を立てて、ごーぶすの周りの地面やな鉱物の板が刺さる。それは次々と飛んできて、ごーぶすと毒の沼を鉱物の板が切り離した。
「成功だ。あとはもう一度。おらっ!」
力を込めて地面を殴り、掘り返す。
鉱物を含んだ地面だ。
…………
"わんわんPの契約書"を使用します。
…………
再び"クラフト"を発動。そこには先ほどよりも巨大な金属の板が出現していた。