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10分程度で猿の魔物は片付いた。
kentaxの元に報告が入る。

「よし、少し休んだら出発だ。」

kentaxは皆に告げる。その時、kentaxにメッセージの魔法が届いた。

「おお、隊長じゃねえか。どうした?」

ごーぶす、ライチョー隊長Pからのメッセージだろう。

「おう。おお、そりゃあ大変だったな。撃たれたってお前。で、傷は?」

どうやら襲われた時の説明をしているようだ。

「エイとピンクのウサギだと?ちょっと待て、そいつらが隊長を襲った奴らなのか?ああ、いや、実はな……。」

しばらくの間、ごーぶすとkentaxのやりとりは続いた。途中、kentaxが声を荒げるような場面もあったが、どうやら話はまとまったらしい。

「分かった。詳しいことは、はなぽさん御一行が来たら聞いておく。クロスフェードまでは、もう少し先にある王国専用の魔方陣を使うつもりだから心配するな。ゆっくり休んでくれ。」

kentaxはメッセージを切ると、剣闘師団のよだかを呼んだ。よだかは、剣闘師団の中では最年少だ。そのため、団長にはよく呼ばれる。

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