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そういえば、スキルで分身した時、ユキちゃんってどうなっていたんだ?同じように分身していたのか?よく見ていなかった。

次があれば確認しよう。

「そ、そうですか。うん、それなら魔法師団から推薦状を出しましょう。それがあれば、市民証は簡単に取れるはずです。」

あ、泡麦ひえ団長、ちょっと引いてる。

「ああ、推薦状なら俺も連名にしてやるよ。隊長からのお墨付きもあるからな。」

団長2人からの推薦は願ってもないことだ。

「すぐに作成しますから、少しお待ちください。はなぽさん、"クラフト"をお願いできますか?」

そうか。紙すら作ることができるのか。

「承知しました。素材はございますかな?」

紙の素材なら……木片か?

「こいつを使ってくれ。」

kentax団長が出したのは、動物の皮のようなものだった。木片じゃないのか。

「こいつは猿の毛皮さ。」

俺たちと会う前に倒したっていう猿の魔物か。魔物の皮ってはげるんだな。

「材質に問題はなさそうですな。」

はなぽさんは、kentax団長から毛皮を受け取ると、感触を確かめた。

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