ゆっけさんの笛っていうのは、意識的か、無意識的かはともかく、和楽器の「アーティキュレーション」ということです。
これは強弱がどうこうじゃなくて、音の伸ばし方とかフレーズの組み立て方です。
じゃあ、ジャズのフルートの打ち込みをやってくださいとなったら、ゆっけさんはできないんです。
ゆっけさんが笛の打ち込みの達人というわけではないんです。
たまたま、ユッケさんの生まれ持ったセンスの中に、和楽器的な笛のフレーズがあっただけです。
でもべつに、私はゆっけ流の笛とか、どうでもよくてですね。
じゃあ、笛の音で「和風」でやる場合「ジャズ」でやる場合、民族音楽でやる場合は、何をどう切り替えるかという、体系的な話です。
こっちのジャンルのときは、こう。こっちのジャンルのときは、こう。
そっちの「体系(ジャンル)」と「アーティキュレーション」の結びつきの話です。
まあ、今日のアーティキュレーションの話は打ち込みの数値入力の話じゃなくて。音を伸ばす、切るの判断のところですね。
コードを叩くときに。
A「タッ、ター、タッ、タッ」
B「タッ、タッ、タッ、タッ」
Aは2音目を伸ばしてるじゃないですか。
これは「私がそうしたかったから」という理由なんですけど。
ブラジル系音楽だと、Bがセオリーで。
それでまあ、たくさん楽器を重ねるときに、「なんとなく、こっちのほうがいいから」で、2個、3個と重ねて、その上に、また気分で歌を乗せちゃったりすると、やりたいグルーヴがぼやっとしてしまうということです。
はしょった話ですけど。
先生は実際にピアノを弾いているので、DTMer的な「本物っぽく聴かせる」みたいな概念はないんですけど。
音が上がる、下がる、アタマに置く、一歩前にズラす、伸ばす、切る。
この部分を、何を基準として組み立てるか。音の配置が決定した時点で、グルーヴやシンコペーションも決まっていて。
打ち込みでいうアーティキュレーションは、その後の話ですね。
凄く細かいですけど、皆さんの言ってる話の、一手前の話です。
はあ…。今日の授業も散々でした。
「全然違うよ〜」
はあ…。やり直しです。今日はアイティキレーションという言葉を覚えました。2音目を伸ばすかどうかは、物凄く意味が違う。アーティキレーションだけで音楽ジャンルが10種類ぐらい変わる。管楽器奏者はそこに凄くこだわるそうです。
我々DTM erのホーンの打ち込みがイマイチなのは、アーティキレーションが欠けてるせいかもしれないです。
音色が云々じゃなくて「このジャンルの演奏では、この音を切るのか伸ばすのか。どっちがスジか」ということが認識されていない。
この認識が各楽器バラバラだと、なんかチグハグするのだと。 https://vocalodon.net/media/j48cGCZEUcvLMlOsqVA https://vocalodon.net/media/YLY7UxQbUbx1lr-osts
今日は作曲のレッスンです。課題曲を持っていきます。ことな自粛はもう全面解除だと思っていたのですが飲食店は20時まで?ゆっくりしようと思ったのですが。 https://vocalodon.net/media/Vcq1v46EFrdWG4vZcn8
バンド宗教団体真メグデスの打ち込み担当。建前上、キーボーディストという肩書を名乗ることもありますが、それは嘘です。手では弾けません。
また、危険な思想は持っていません。メグデスは愛と平和のために音楽をやっています。本当です。
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宗教団体真メグデス(DLsite)
https://www.dlsite.com/maniax/circle/profile/=/maker_id/RG45495.html
宗教団体真メグデス公式HP
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