昨日FLUX::の IRCAM Verb と Alchemist を寝るまで弄ってた。
感想としては
IRCAM Verb
・パッと見ほど複雑ではなく、できることは限られるが、どこを弄ってもいい感じになる。キャラクターはわりと固定されてる感じ。
・Exponential Audio との比較でいうと、キャラクターが固定されているという意味では似てるけどキャラクターが違う。Exponential Audio はミックス比率を Wet にしてもどこかドライな質感だが、IRCAM Verbは逆にちょっと掛けてもウェットな感じになる。また、Exponential Audio はパラメータは多いけどどれを弄ってもあまり変化を体感できないが、IRCAM Verbは変化がわかりやすい。
・Oxford Reverb との比較で言うと、操作のしやすさは近い印象。音はIRCAM Verbの方がきめ細やかで密度が高い。このきめ細やかさや密度はもしかするとネガティブに影響する可能性があるけど、実際に曲で使ってみないといまのところなんとも言えない。
・ちなみにセールで7000円だった。普通に使うならシングルバンド版のSoleraか、コンプに特化したPure Compressor でいいと思うけど、Alchemistにはそれらがまるごと入っているのでこれだけあればダイナミクスはOKとも言える。だけど、ダイナミックEQが出てきて以降、マルチバンドコンプってあまり使わないよねーっていうのがあるので、やっぱセールだからギリギリ買った、くらいの利用価値だと思う。
以上です。
あと言い忘れたけど、FLUX::のプラグインは、A/B比較だけじゃなくてAとBの間をスライダーでモーフィングできるのでとても便利。これがあるだけにプリセットが多ければなーと。