技術はまっすぐ進化してるんじゃ無くて行ったり来たりしてるんだよね。
「CSSって一箇所変えると全部一括で変わるの便利!」から「ここだけ変えたいのに全部変わってしまって不便」というデメリットが生まれて「Tailwind CSSなら変えたいところしか変わらない!」に戻る。しかも単に戻るんじゃ無くて技術的にはむっちゃレイヤーが重なってて迂回してる。
同じようなことが、クライアント(フロントエンド)の重厚さにもあって、重いアプリケーションが「ファットクライアント」と揶揄されて「シンクライアント」が登場したかと思ったら、「それじゃUIが簡素過ぎるので」ってことでシンクライアント技術に高性能なUIを乗っけて「リッチクライアント」になったところで一周する(ファットとリッチの何が違うの)。で、薄くしたいのか厚くしたいのか混乱した結果、今度は「ヘッドレス」と「サーバレス」が同時に登場してお互いに接続される。それただのクライアント/サーバじゃんねってことでもう一周する。
どちらも新しい技術の方が融通は利くんだけど、リソースは食うしフルスペックに理解しようとすると学習コストが高い。
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