とある竜の恋の歌 ~1 year after ver~
この曲もボカロに初めて触れた頃に知ったものだ。
何となく千年の独奏歌に近い。雰囲気が。
じっくり聴きたくなる曲だ。珈琲か何か飲みながら、携帯とか本とかを手から離して。そうして聴きたくなる。
だからだろうか。感想を考えようとしているんだが、真面目に聴こうとすると手が止まってしまう。
綺麗な物や芸術性を感じる物を見た時、思わずため息が出てしまうんだが…そんな感じだ。
感想らしい感想が出てこない。ただ、ほう、と息をつきたくなる。聴けば聴くほど。
本当に感想が出てこない。何か書きたいと思うんだが、どうやら私の語彙力では力不足だったらしい。この感覚を言葉に出来ない。感じた事を言葉に出来ない。
ただ「お勧め!」と言えるような軽い曲ではないし…なんか違う気がしてしまう。
ダメだ。この曲はこれ以上の感想を書ける気がしない。
難し過ぎる。私には。
スサノオ
素戔嗚尊をKAITOが歌うという素晴らしい曲。私、キリスト教も好きだが、それ以上に出雲神話が好きなのだ!
ああ、これを聴くだけで涙が出てきそうだよ!!
この部分を読みたいが為に古事記を本屋で買ったくらいには、素戔嗚尊が好きなんだ。
このやまたのおろち伝説、ドラクエ3でも使われているんだけどさ。
もう興奮するしかないよね。
興奮のあまり感情が暴走しそう。喜びの感情が暴走しそう。心音ちゃんのカウンセリングが必要だwww
おまけにやまたのおろちが落とすのが、草薙剣ってのがいい。
そこら辺もやまたのおろち伝説を使ってるんだぞ!
素戔嗚尊めちゃくちゃ好きなんだよ…。
ちなみにボカロ曲で初めて聴いたの、この曲。
これがあったからハマったようなものだよ。
ああああ…スサノオいいなあ…いいよなあ。神無月だけ島根に行きたい。蕎麦食えんけど島根、出雲に行きたい。
そういや出雲大社って、出雲「おおやしろ」って読むらしいね。何その神々しいの。「たいしゃ」よりいいよ。その辺もなんか好きだ。
さよならありがとう
これまた切ない系…。悪徳のジャッジメントの正義版みたいな感じの。FF7の宝条を美しくしたような。
アダムとイブを生み出した時の神様もこうだったのかな、なんて思う曲。(例えがキリスト教なのは自分がキリスト教好きだからだ)
何というか…こういう曲好きなのかね。iPodにあるのこの手の切ない系ばかりなんだけど。ボカロ以外も。
これは元々3DSで知ったココロを聴きたくて探したら、偶然アルバムごと入れられたから、アルバムごとダウンロードして適当に流して知った曲。
これを聴いたら知ったきっかけのココロよりもハマってしまった。
「ありがとう」という言葉はココロでも鍵を握る言葉だが…うん、いいな。好きだ。
自分も「ありがとう」と言うよう心掛けようと思う。
Just a game
これは歌い手(赤飯)のバージョンしか知らない。
でも好きな曲だ。
何というか、EXILEのTi amoや、ポルノグラフィティのサウダージに近い雰囲気の曲。
何も考えたくない今みたいな時に聴くと逆効果なくらい、ついつい考え込んでしまう。だから何で今これ選んだのか分からない。
自分もこういう恋愛をした事があるからさ。
めちゃくちゃ複雑な恋愛。どの道を選んでも失敗しかない、無理があり過ぎた恋愛。
その当時を思い出してしまうんだよね。
赤飯さんの歌い方がめちゃくちゃ切ない歌い方だから余計…来る。泣きそうになる。
あー。この曲マジでいい。簡単に「これお勧め!」とは言えない雰囲気の曲ではあるが、好きな人はどこまでもハマるぞ、この曲。
箱庭の少女
これは初めて聴いた時、「そういやアルバムごとダウンロードしたのに聴かないなんて損だな」と思って、偶然聴いただけだった。本当に偶然。
まさか此処まで夢中になって、語りたくなるほど好きになるとは思っていなかった。
第三者の目から見たあの判事。どうして此処まで狂気に駆られてしまったのかが、この曲で描かれている。
悪徳のジャッジメントが好きな人なら、間違いなく好きになるだろう。あの世界をより細かく歌っているのが、この曲だから。
何が起こったのかも分からずに焼かれていくこの子は、何を思っただろう。後悔したくても、きっとこの子は後悔を知らないだろうし。責めたくても、この子は責める言葉を知らないだろうし。そもそも見慣れた光景がどんどん焼失していく事を受け止めきれないだろうし…。
切ない。めちゃくちゃ切ない。あの判事が好きだから余計切なくなってくる。
悪徳のジャッジメント
この曲は…ある意味自分の原点のようなもの。ボカロを初めて知った(初めて触れた)日に聴いた曲の一つだから。
金さえ払えば救ってやる、という判事としてあるまじき行いの裏には、娘と呼んでいるお人形に命を与えたいという悲しい理由があって…
その悲しい理由は『箱庭の少女』で語られていて。
なんか…最初に聴いた時も思ったけれど、本当にいてもおかしくないくらいリアルな曲だな、と今でも思う。リアルにいられたら困るけどな。
小説版円尾坂の仕立屋のラストにも彼らしき人物が登場するけれど、小説版はまだ読んでいないので具体的にどう繋がるのか分からない。
読んでみたい作品ではある。好きな曲だし、世界観が好きだし。
Pではなくリスナーの方です。新旧問わず色々聴いています。お勧めあったら教えてくれれば聴きますし、感想も書きます。
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