Valhalla Room、刺しただけでいい感じになるリバーブではないけど、コントロールしやすいというかパラメータを動かした分その通りに反応するので扱いやすい。
どこまでいってもリバーブはフェイクなので出したい音を作っていく必要がある。それをやる上ではぜんぜんインテリジェントでなく見えてるつまみ以外のことを勝手にやらないリバーブが必要。そういう意味ではこいつは最高だ。
あと、パラメータが必要十分で、「あれを弄りたい」と思ったときにそういうパラメータがしっかり目立つように置いてある上に、使わないパラメータがほとんどないので御しやすい。
これの対極にあるのがExponential Audio のリバーブ。リアルで高品質、刺しただけでいい感じになるんだけど、どのパラメータ弄ってもあまり印象が変わらない。実際確かに動かしたものは変わってはいるんだけど、全体の雰囲気が変わらなくて守備範囲が狭い。音が固い。しかもわざわざ製品分けてるにもかかわらずNIMBUN系列でもR4系列で出音に大差がない。