Valhalla Room、刺しただけでいい感じになるリバーブではないけど、コントロールしやすいというかパラメータを動かした分その通りに反応するので扱いやすい。

どこまでいってもリバーブはフェイクなので出したい音を作っていく必要がある。それをやる上ではぜんぜんインテリジェントでなく見えてるつまみ以外のことを勝手にやらないリバーブが必要。そういう意味ではこいつは最高だ。

あと、パラメータが必要十分で、「あれを弄りたい」と思ったときにそういうパラメータがしっかり目立つように置いてある上に、使わないパラメータがほとんどないので御しやすい。

これの対極にあるのがExponential Audio のリバーブ。リアルで高品質、刺しただけでいい感じになるんだけど、どのパラメータ弄ってもあまり印象が変わらない。実際確かに動かしたものは変わってはいるんだけど、全体の雰囲気が変わらなくて守備範囲が狭い。音が固い。しかもわざわざ製品分けてるにもかかわらずNIMBUN系列でもR4系列で出音に大差がない。

Exponential Audio の方向性なら、同じくリアル寄りだけど、もう少し変化の幅が大きい Acon Digital Verberate の方がいい。パラメータもシンプルでコントロールしやすい。

なので、

リアル寄りリバーブ:Acon Digital Verberate
クリエイティブ寄りリバーブ:Valhalla Room
ボーカルプレート:Arturia Rev PLATE-140

を用途によって使い分ける方針で行こう。

VintageVerb でなく Room を選ぶ理由もシンプルで、VintageVerb は ERとテール(Valhalla用語ではLATE)を個別にコントロールできないから。パラメータがどこに効くのかがあいまいで、ふわっとしてて全体としてなんかいい感じにすることを目指してる感じがする。

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ボーカルのプレートだけ別のリバーブを使う理由は、なんとなくValhalla Room や Acon Digital Verberateでプレート作るよりも良さげだったから。

LiquidSonics についてはDemoは入れずYoutubeなどで試聴したり説明読んだだけだけど、こういう次世代型はまだこれから発展するだろうから様子見かなと。

Fusion-IRの思想はおそらく正解なんだけど、まだぎこちない感じなのでもう一歩先に期待。AIじゃない方向に進んでくれればいいものになると思う。

RELAB を避けたのは、Lexiconの音を求めてるわけじゃないから。逆に「Lexiconの音がほしい!」ってなったらRELABを使うと思う。あと、エミュレートするのはいいけどUIは電卓スタイルじゃなくていいと思う。

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