言論プラットフォームについて考えたこと。興味ある人は聞いてくれい。
https://stand.fm/episodes
/6386732054668ff84ebe9da6
今のマストドンではタイミング的にTwitterが話題になりがちだけど、問題はソーシャルメディア全般。
渡辺由香里さんの推薦されていたマックス・フィッシャーの『The Chaos Machin』は情報技術が人の心理にどう影響を及ぼすかという内容。著者は人間が道徳的な怒りに快楽を覚えることに気がついたプラットフォーマーが自社開発したアルゴリズムで人々を分断・対立させることでエンゲージメントを高め、広告収入を増加させてきたことを指摘。
その結果、多くのソーシャルメディアがフェイクニュースの拡散、暴力や民族浄化の扇動、国家間の対立時に自国の正当性を宣伝する「物語」を醸成しナショナリズムを促進する手段になっている。
それが広く顕在化した出来事は2016年のトランプ政権発足やコロナ禍、ウクライナ戦争など色々あるけど、災いの火種はすでに10年以上前のシリコンバレーに存在していたことも指摘されている。
NYTの書評
https://www.nytimes.com/2022/09/01/books/review/max-fisher-chaos-machine.amp.html
『ソースコードを書くなど単純な作業は外部に委託するなど』
DXの成功事例として全般的に評価できると思うのにこの一文でダメにしちゃってるのでもったいない
>ヤマト運輸株式会社 | GitHub
https://github.co.jp/customer-stories/yamato
というわけで、僕の最低賃金に関する考えを述べました。
僕は会社を経営し、人を雇用したりクビにしたりしながら、日々生きています(ちなみに最低賃金で雇用したことは一度もありません)。
一方で僕はマルクスも読んでいるし、労組で活動している人たちと一緒にいろんなプロジェクトを行ったこともあります。貧困者支援団体への技術提供も行っています。
その上でもなお、その人たちからの批判があるのも承知の上で、最低賃金を上げることの弊害については、自分の考えを述べています。
世の中の人の多くは最低賃金の向上が労働者を救うと本気で思っているし、実際それで救われる人もたくさんいるでしょう。
結局は誰を救って誰を切り捨てるかという話になると思うし、その全体をどう測るのかの指標も恣意的にならざるを得ないので、実態はなかなかわからないと思います。
しかし、この件に限りませんが、利害関係抜きにして本当に日本の未来を良くするにはどういう政策が必要なのか、を賛否交えて真剣に考えるのは重要なことではないかと思います。
そのための議論の場を作りました。
https://gironhub.jp/
(宣伝かよ!)
ボカロ丼運営。IT系社会派ボカロP。フォロー歓迎(無言OK)、リモートリプ歓迎です。LTLインスタンスのため空リプ多めです。独り言っぽい時はLTLで会話してると思ってください。被災地支援のためのマストドン研究会も主宰してます。個人インスタンス @tomoki でもトゥートしてます。